芋掘機械の思い出
さつまいも掘りというと、幼稚園などで行う手掘りを想像すると思います。
僕も農家の息子でしたので、芋掘りの手伝いをしていましたが、手で掘るのは、本当に重労働で、最も嫌な農作業のひとつでした。
想像してください。中腰キープでひたすら掘って、コンテナかごにいれ、一杯になるとトラックに積み上げる重労働を!コンテナかごは25kgにもなるのです。
そんな、昔ながらの作業にも近代化の波が押し寄せ、今は機械掘りに変わりました。
約25年前、芋掘り機械がやってきた時の感動は忘れられません。
キャタピラーのついた機械が土の中にアームを差し込むと、ひとりでにさつまいもがベルトコンベアで上がって来るのです!作業員は、上がってきた芋をかごに入れるだけ。おかげで、労働効率は格段に上がりました。
今年2代目を購入しましたが、初代は処分はできません。きれいにメンテナンスされ、いつくるかわからない出番を待っています。
ありがとう初代君。
初代君の勇姿
おいもふかいー話
突然ですが、「おいものふかいいー話」
じゃがいもとさつまいもは、かなり近い野菜のような印象がありますが、
実は遠い遠い親戚です。
どういうことかと言うと、
生物の分類学上じゃがいもは
ナス目ナス科ナス属じゃがいも種。
さつまいもは
ナス目ヒルガオ科さつまいも属さつまいも種、
に分類されます。
じゃがいもは、ナス目ナス科ナス属と
ナスなす連呼されています。
じゃがいもは、さつまいもよりナスに近い存在なのです。
そう言えば葉っぱとみると、なすとじゃがいもは似ていて、さつまいもは、朝顔に似ていますね。
さらに、じゃがいもは、根ではなくて茎が変化したものです。一方さつまいもは根が変化したものです。
じゃがとさつまは似て非なるものなり!
今年も収穫はじまりました
今年も収穫の季節が到来です。
夏の日照時間不足で心配してましたが、まずまずの仕上がりです✌️
さつまいもと一口で言っても色んな種類があります。我が家は紅東と紅はるかに注力して栽培しています。
品種によって 甘味も、食感も、香りも違います。
用途に応じて品種を選ぶことが重要です。
その辺りはおいおいご説明いたします。
12月までがんばるぞ‼️