芋掘機械の思い出
さつまいも掘りというと、幼稚園などで行う手掘りを想像すると思います。
僕も農家の息子でしたので、芋掘りの手伝いをしていましたが、手で掘るのは、本当に重労働で、最も嫌な農作業のひとつでした。
想像してください。中腰キープでひたすら掘って、コンテナかごにいれ、一杯になるとトラックに積み上げる重労働を!コンテナかごは25kgにもなるのです。
そんな、昔ながらの作業にも近代化の波が押し寄せ、今は機械掘りに変わりました。
約25年前、芋掘り機械がやってきた時の感動は忘れられません。
キャタピラーのついた機械が土の中にアームを差し込むと、ひとりでにさつまいもがベルトコンベアで上がって来るのです!作業員は、上がってきた芋をかごに入れるだけ。おかげで、労働効率は格段に上がりました。
今年2代目を購入しましたが、初代は処分はできません。きれいにメンテナンスされ、いつくるかわからない出番を待っています。
ありがとう初代君。
初代君の勇姿